留学して「経験したいこと」「成し遂げたいこと」など目的がありつつも、意外と不安はつきものですよね。
住み慣れた街やお店、友達や家族がいない環境へ行くのに「英語がうまく話せない」と悩む人も多いと思います。
渡航前は留学準備で何かと忙しいと思いますが、留学について前向きに考えられるようなアドバイスを紹介します。
また、留学前あるあるの不安や解消方法などもお伝えします。
私はオーストラリアとニュージーランドに留学経験がありますが、現地で不安に感じたこともたくさんありました。
これから留学を考えている人や、すでに留学が決まっている人もぜひ参考にしてみていただけたら嬉しいです。
【目次】
- 留学していて不安になる
- 【留学前日】不安に感じるコト第1位
- 【留学前】不安に感じるコト第2位
- 【留学初日】不安に感じるコト第3位
- 滞在先での不安とコミュニケーション
- 留学中に不安になった際の解消法
- まとめ
留学していて不安になる
日本から離れて異国の地で暮らす留学生活には、ワクワクしますよね。
現地に到着する前までは「大丈夫かな」「英語通じるかな」など何となく不安に感じることもあるかもしれません。
特に留学生活が始まったばかりだと、今まで聞いたことのないような英語訛りに驚くこともあります。
いざ渡航してから留学で不安になることは、必ずみんな経験します。
【留学前日】不安に感じるコト第1位
留学生がまず不安に感じること第1位は、「英語力」です。
日本で英語の授業はあったものの、現地で自分の英語が通じるのか心配ですよね。
トラブルにあった時に、英語で伝えられるか不安かも。
日常会話程度であれば、ジェスチャーなどで相手に十分伝わります。ただ、ネイティブの話が聞き取れないこともあるかもしれません。
海外では「あなたはどう思う」と、意見や考えを聞かれる機会がよくあります。
留学中はホームスティをする人もいらっしゃいますよね。一緒に暮らすホストファミリーから「どうして」「なんで」など、会話のキャッチボールがも日常的に多いです。
留学で初めて会う人と話す機会は確実に多くなります。自分のことや趣味などは、英語で話せるようにまとめておくと安心できますよ。
【留学前】不安に感じるコト第2位
留学先で不安に感じること第2位は、「友達ができるか」です。
外国人は何となく明るくて社交的な人も多いイメージがありますが、日本人の自分がうまく友達の輪に入れるか心配ですよね。
どちらかと言うと日本人は「人見知り」「恥ずかしがり屋」な人も多く、学校で友達ができるか最初は緊張します。
留学中にさまざまな人種やバックグラウンドを持つクラスメイトと出会う中で、ぜひ自ら積極的に話しかけることを意識してみてください。
「私が好きなこと」「私の苦手なこと」など、ちょっとした一言から意外にもコミュニケーションが生まれます。
【留学初日】不安に感じるコト第3位
留学で不安に感じること第3位は、「授業についていけるか」です。
もともと英語ができる人でも、実際に現地で受ける授業は日本と異なり「きつい」と感じる人も多いです。
現地でよく使われる言い回しや単語など、最初は困惑してしまいますよね。
もし授業で「先生の言っていることが理解できない」と、不安でいっぱいになります。
私は留学した際に学校の授業で驚いたことは、
・ディスカッションの多さ
・記述問題の多さ
・正誤はあまり重要ではない
などがあります。
日本にいた頃は、授業中は先生の話を静かに聞いている時間が多かったように感じます。また、テストは選択問題も多く「勘」で解いていたこともありました。
対照的に、海外では試験や授業では日常的に記述することが多いため、留学してから常に自分で考える習慣が必須でした。
滞在先での不安とコミュニケーション
日本では家族と一緒に暮らしていた人も多いと思いますが、留学先ではホストファミリーや他の学生と生活を経験します。
「自分と性格は合うか」「食事は大丈夫か」など、心配事は尽きないですよね。
ホームステイの場合
ホストファミリーとしてホームステイの受け入れ歴が長い家庭もあれば、あなたが初めての"ゲスト"として迎える家庭もあります。
ベテランのホストファミリーであっても、外国から生徒を受け入れるということは決して簡単なことではありません。
多くのホストファミリーは、あなたの濯物をしたりご飯を用意してくれたりとサポートしてくださります。
また、母国語が英語ではない家庭のホストファミリーの場合もあります。例えば、インドやフィリピン出身の家庭などです。
文化や習慣の違いもあるため、「察してくれるだろう」という感覚が相手に通じない場合もあります。
部屋に閉じこもってる時間が多くならないように、積極的にコミュニケーションを取るといいですよ。
学生寮の場合
日本で寮生活を送ったことがない人の場合は、生まれて初めて海外のクラスメイトたちと生活します。
共同生活の場合は、起床時間や消灯時間など寮独自のルールがあります。
「意味がわからなかった」ではトラブルのもとになってしまうため、事前にしっかりと確認してルールを守るようにしましょう。
たとえ英語がまだあまり得意でなくても、しっかりと規律を守り挨拶など基本的なマナーを大切にしていれば大丈夫です！
「今の言葉の意味がよくわからない」「お願いしたいこと」などがあれば、遠慮せずに相手に伝えることも大切です。
「なくとなく」の阿吽の呼吸のような感覚が、通じないと思っていた方がいいでしょう。言葉でコミュニケーションを取る習慣がポイントです。
留学中に不安になった際の解消法
留学経験者の多くがホームシックや不安を経験しています。
簡単には帰国できないですし、応援してくれている家族にも迷惑をかけたくないという気持ちもあったりしますよね。
今まで慣れていた環境がガラリと変わり、食べ物や天候も異なる異国ての生活ではホームシックは誰にでも起こり得ます。
「思ったより授業が大変」「日本で体調はいつも良かったのに」など、苦労する留学生も多いです。
留学していて不安になった際の対処法を3つのグループに分けてお伝えします。
学校編
英語を上達したい気持ちはあるものの、思ったよりも学校の授業についていけないと不安になりますよね。
「Can you say that again please?」と言うフレーズは便利ですよ。
友達と一緒にいるときや電話越しで「今なんて言った？」と、聞き返すことは日本人同士でもよくありますよね。
実際に社会人になってビジネスでも、海外の友達同士もよく使うフレーズです。聞き取れない時や理解できない時は、遠慮なく相手に伝えることが大切です。
また、授業がわからなかったり困ったら担任の先生や友達に伝えてみましょう。
先生たちも「次回はもう少し気にかけて見てみよう」「どこが不安なのか」など、改善しようと取り組んでくれるケースは多いです。
問題点を洗いざらして改善しようと取り組むスピード感は、実は留学生活でぜひ味わっていただきたい点でもあります。
「どうせ言っても変わらない」と諦める前に、ぜひ自分の思いを言葉にして伝えてみてください。必ずサポートしてくれる人がいます。
体調編
日本と異なる風土や習慣から、留学中に体調を崩してしまうケースもあります。
規則正しい生活をしているつもりでも、気がつかないうちに緊張やストレスが溜まっていることもあります。
また、数週間ほど経つと日本食や家族が恋しくなりホームシックになることもあります。
「朝ごはんはシリアルだけ」「シャワーは5分以内」という留学生も、実は多いです。留学していて、食生活や生活リズムの変化も体調不良に関係があると考えられます。
そのため、自分が日本で使い慣れている医薬品は持参していくとよいですよ。
もちろん海外にも薬局で薬を購入したり、病院で処方してもらうことは可能です。
しかし、日本の薬と成分の含有量が異なる場合もあるため日本人の体質に合わないケースもあります。
自分が使ったことのある薬であれば、副作用の心配も比較的少ないです。日本人のために作られた日本製の薬の方が、安心ですね。
睡眠編
眠れない夜の前には？
留学中に不安で眠れないと、辛いですよね。緊張していたり、心配事を考えてしまいなかなか眠れない夜。
健やかな睡眠があってこそ、日中の授業やアクティビティーに集中できる活力にもつながります。
寝る前のカフェインやエナジードリンクなどを控える以外の対処法は、
- カモミールティーを飲む
- ヨガをする
- ラベンダーの香りを嗅ぐ
などがあります。
カモミールティーはスーパーで気軽に購入できますし、軽いストレッチを含むヨガであれば畳一畳ほどのスペースでも十分できます。
また、アロマセラピーの要素として良い睡眠のためにラベンダーの香りを嗅ぐこともいいですよ。ラベンダーの香りがするシャンプーやボディミルクなどをスーパーで手軽に購入してみるのもいいです。
海外のスーパーでは、比較的ラベンダーの香りの商品は数多くあります。
ラベンダーにも種類がありますし、体調によって香りの感じ方は人それぞれです。自分が心地よくリラックスできる香りを見つけてみてください。
眠れない夜にポケモン？
留学中に体調管理の一環として、睡眠アプリを使ってみる対処法もいいですよ。
基本は無料で使えるゲームアプリで、ユーザーの睡眠を計測から分析までしてくれます。
ポケモンのキャラクターと交流しながら使えるため、まずは気軽にスタートしてみてもいいですね。
また、英語設定にして使用すれば気軽に英語の勉強にもなり一石二鳥です。www.pokemonsleep.net
まとめ
留学が不安で眠れない人、ホームシックになって辛い人はあなただけではないです。不安な気持ちを見つめて、準備と対策をしてみましょう。
留学で得られる経験は、一生涯の財産になります。自分が今想像している以上に留学から得られるものは大きいです。
留学が辛くて眠れない日があったとしても、必ず解決策はあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
