ニュージーランド・オークランドを訪れたことがある方なら、一度はヴィクトリアパークを目にしたことがあるのではないでしょうか。
海外らしさが漂うオシャレな建物に、ランドマークとなる高い煙突が目印です。広い敷地内では、ウォーキングやスポーツを楽めます。また、古くから続くマーケットも根強い人気があります。
一時期は観光客向けのあまりオシャレではないお店しか入っていないというような口コミもあった中、最近のヴィクトリアパークは再び「激アツ」と現地で話題になっています。
ファーマーズマーケットやイベントをはじめ、リラックスできるスパや美容室などもオープンしました。もちろん、地場の食材を使用したレストランやカフェもエリア内で堪能できます。
公園シリーズのブログ第３弾として、今回はヴィクトリアパークの歴史とリアルな口コミをご紹介します。
また、公園での注意事項もお伝えするため、これからオークランドを楽しみたい方はぜひご覧ください。
ビクトリアパークとは？
ビクトリアパークは、ニュージーランドの最大都市であるオークランドに位置します。広さは5.5ヘクタールほどで、日本の上野動物園の半分くらいの面積です。
観光でも大人気のスカイタワーから、なんと歩いても行ける距離にあります。
もともとゴミ処理場であり、発電所でもありました。1905年に建てられてから、1972年まで実際に稼働していました。
1983年に現在のビクトリアマーケットとして、人々のために新しく生まれ変わりました。
すでに1905年に建設されていたクリケットの練習場は、オークランドでは重要な場所となり始めていました。
意外にも、ニュージーランドはスポーツ大国でもあります。ラグビー強豪チーム「オールブラックス」も有名ですが、他にもたくさんのスポーツが親しまれています。
敷地内にテニスコートが1909年に造られ、後にクロケットの芝生は1930年にスケートパークに生まれ変わりました。週末には、サッカーやラグビーの練習をする子どもたちもよく見ます。
幼い子どもたちに人気のプレイグラウンドのエリアや、最近整備されたスケートエリアも評判です。
日本の公園ではなかなか見ないような、動物も潜んでいますよ。巨大なナマズでしょうか。
カエルもいました。広い公園ですが、お散歩がてらぜひ個性的な動物たちを探してみてください。
以前は、管理人のためのコテージもありました。まだ残っていて、外観がとても可愛くて驚きました。
公園だけではなくマーケットも併設されています。カフェや食事、お買い物なども楽しめるエリアです。友達同士はもちろん、家族みんなで一緒に過ごせる環境があります。
施設名：ヴィクトリアパーク
英名：Victoria Park
住所： 203-271 Victoria Street West, Auckland Central 101
ビクトリアパークマーケットとは？
公園の敷地内には、誰でも無料で楽しめるマーケットがあります。観光客に人気のお土産ショップや、無料のイベントなども定期的に開催されています。
天気の良い日には、散歩やスポーツの後にテラス席でカフェや食事を取るのもおすすめです。
脱毛サロンやネイルサロン、朝の6:00AMから利用できるピラティススタジオがあったりと美容のために利用してみるのもおすすめです。
また、ニュージーランド出身のアーティストのショップや先住民族のマオリの工芸品などのショップも一度は訪れてみたいですよね。
さらに、ビクトリアパークでは毎週日曜日にFarmers Marketが開催されています。時間は10:00AM〜2:00PMで、新鮮な野菜や果物を求めて地元の人たちで賑わいます。
ニュージーランドはオーガニックの食材の宝庫でもあるため、気になる方はぜひ朝早く出かけて探してみてください。
私がオークランドで好きな文化の一つは、オシャレなファーマーズマーケットがたくさんあることです。ただ食材を買うだけではなく、地元の生産者の方々やフレッシュな食べ物も販売されており年代問わず楽しめる環境です。
公式サイト：https://victoriaparkmarket.co.nz/
カフェやファーマーズマーケットでは、ぜひ本場のフラットホワイトもお試しください。ニュージーランドでは欠かせない飲み物ですので、詳しくは下記のブログ記事をぜひご覧ください。
気になる口コミは？
物事には必ずと言っていいほど、ポジティブな面もネガティブな面があるように、ヴィクトリアパークマーケットの口コミもさまざまな意見がありました。
観光で訪れたことのある日本人の友人と、現地に住むニュージーランド人の友人からのザクっとした口コミを紹介します。
ポジティブな口コミ
- 地元の人たちの憩いの場となっている (60代・ニュージーランド人)
- ウォーキングにピッタリ (40代・ニュージーランド人)
- 建築がとても面白い (40代・ニュージーランド人)
- お土産をまとめ買いするのにおすすめ (30代・日本人)
ネガティブな口コミ
- 時間の無駄 (20代・日本人)
- ゴーストタウン (40代・日本人)
- 期待しないほうが良い (20代・日本人)
- レストランの値段が高い (10代・日本人)
口コミを比べてみると日本人からは期待通りではなく、どちらかと言うとあまり良い印象が残っていないようなことがわかりました。
対照的に、現地の人たちにとっては公園もお店もあるため、気軽に立ち寄れるスポットであると評判です。
個人的にはお土産を買う目的を優先するのではなく、現地の雰囲気を楽しむためにぜひ足を運んでみて欲しいなと思います。
公園の注意点は？
国が違えばルールなども異なるため、日本と同じ感覚ではなくニュージーランドの規則に従う事が大切です。
口酸っぱくニュージーランドの公園ブログではお伝えしておりますが、複数人と一緒であっても一人であっても夜遅くの公園に出かけることはおすすめできません。
留学中や観光で訪れている際「知らなかった」ではすまされないこともあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
また、あくまでも下記の内容は私が参考にした時期の情報です。オークランドへ行く際には、常に最新の情報を確認しておくとよいでしょう。
下記内容は、Auckland Councilの公式サイトから日本語にで要約してみました。
動物
犬の散歩をする場合には、必ずリードをつけましょう。犬が歩けるエリアはリードなしでも大丈夫です。
アルコール
オークランドの公共の場所では、アルコール類の持ち込みが禁止されている場合があります。詳しくは下記の公式リンクで確認しておくことをおすすめします。
Alcohol bans and alcohol ban maps：https://www.aucklandcouncil.govt.nz/licences-regulations/alcohol-bans-policies/Pages/alcohol-ban-maps.aspx
タバコ
オークランド市内の公園が全て禁煙です。「smokefree」というサインはタバコが無料で吸えるとう意味ではなく、煙はあってはならないという意味なので注意しましょう。
ゴミ
当たり前のことですが、ゴミはゴミ箱に捨てましょうという文化がオークランドにも根付いています。むしろ、日本よりも厳しくなっているようにも感じます。
もしゴミ箱がなかった場合には、お家に持ち帰ってしっかりと分別をして処分してください。
焚き火
オークランドの公共の場所での焚き火は違法ですから、気をつけましょう。
まとめ
今回は、オークランドにあるヴィクトリアパークを紹介しました。意外にも市街地からのアクセスがよく、スポーツやイベントも楽しめる環境がそろっていることがわかりました。
ビクトリアパークマーケットではお土産ショップやレストランもあり、年代問わず訪れてみたいおすすめスポットです。
現地の雰囲気を感じながら、自然に癒されるヴィクトリアパークにぜひお出かけください。
