ニュージーランド・オークランドから少し離れたところに位置するCornwall Park。皆さんは、「公園と聞くと子どもが遊べる場所」「ウォーキングする場所」などのイメージを持つかもしれません。
コーンウォールパークはただの公園ではなく、敷地内にはなんと農場やレストランなどがあり人々の憩いの場なんです。しかも、入場料は無料です!
しばらく続く予定の公園シリーズのブログ第二弾として、今回はコーンウォールパークを紹介します。
ニュージーランドに滞在する留学生はもちろん、観光でオークランドを訪れる方も楽しめる環境が整っている公園には驚きです。
ジョギングにもおすすめで、海外っぽいおしゃれな建物もありますので、ぜひチェックしてみてください。
【目次】
コーンウォールパークとは
東京ドームの約57個分である、270ヘクタールほどの敷地のコーンウォールパーク。1901年にSir John Logan Campbell氏から市民に贈られました。
かつては敷地内の山の頂上に一本の木があったことから、「One Tree Hill」と呼ばれるスポットがあります。標高182mほどで、約17,000年前に噴火した死火山です。
頂上にあった木は現在はないのですが、オベリスク(Obelisk)と呼ばれる先住民族マオリへ敬意を示すモニュメントがあります。
クリケットなどのスポーツ施設もあり、休日にはスポーツに汗を流す人がたくさんいます。時期によってはアーチェリーや、ラグビーの練習をする人もいます。
日本の公園には鉄棒がよくありますが、ニュージーランドの公園には大人も満足できるようなフィットネス器具がよくあります。
ニュージーランドで最も古い木造の建物「Acacia Cottage」もあります。1840年にオークランドにあるShortland Streetに建てられましたが、1921年にからコーンウォールパークに移されました。
「広いので結構疲れた」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ぜひ歩きやすいスニーカーなどでお散歩することおすすめいたします。
敷地内にはレストランやカフェもあるため、お食事目当てのお散歩などもいかがでしょうか。
口酸っぱく言い続けますが、現地で夜の公園へ出かけるのはおすすめしません。夜9時までは公園のゲートが空いていますが、朝のウォーキングや日中の日が出ている時間帯にぜひお出かけください。
穏やかで安全の国と評判ですが、日本と海外は違うという感覚を忘れないで滞在を楽しみましょう。
住所:Green Lane West, Epsom, Auckland
電話番号:+64 9 630 8485
利用時間:7:00〜9:00PM
アクセス:オークランド市内からバスで約30分、下車後は徒歩で15分ほど。
驚きの距離感!羊や牛が見れる
ニュージーランドに来たからには、自分の目で本物の羊や牛を見てみたいですよね。コーンウォールパークにはファーム(農場)があるため、牛や羊を一年中見ることができます。
柵などもないため、かなりの至近距離で動物を見ることができます。小さな子羊や子牛、モリモリと成長している羊や牛を見ていると癒されます。子羊と目が合った時には「キュン」っとしてしまいました。
撮影はできますが、動物たちを驚かさないように当たり前ですが最低限のマナーは守りましょうね。
公園の中は車で移動することができますが、「速度はゆっくり、牛や羊に注意!」というサインもあります。
入場料もかからずに、動物たちを近くで見れる環境には驚きました。日本ではなかなか体験できないと思います。
バーベキュー設備がある
現地の定番料理の一つであるバーベキューは、市民の間でも欠かせません。バーベキューの設備が完備されているため、気軽に楽しむことができます。
日本の公園ではなかなか見ることがないと思いますから、コーンウォールパークへ訪れた際にはぜひ間近で拝見してみてください。
地場の食材をスーパーで調達してきて、ソーセージやシーフードを堪能するのもおすすめです。
桜を見ながらお花見ができる
意外かもしれませんが、桜をニュージーランドでも見ることができます。春には開花の桜を楽しむ人たちで賑わいます。
日本とは季節が真逆のため、9月下旬または10月上旬ごろに見頃を迎えます。だいたい4週間ほど桜を楽しむことができます。
敷地内で桜を楽しむ一番のおすすめスポットは「Pōhutukawa Drive」ですが、「Pūriri Drive」も穴場です。
より多くの人が楽しめるように桜の木の真下でお花見はできませんが、周辺でのお花見は許されています。ぜひ春には訪れてみたいですね。
Cornwall park Bistro
ニュージーランドの季節の食材を活かしたお食事が楽しめるレストランが公園の中にあります。まるでおとぎ話の中に迷い込んだかのような、とてもおしゃれな洋館です。特に天気の良い晴れた日のランチタイムは、地元の人たちで賑わいます。
地産地消を意識したメニューだけではなく、デーブルウェアなども現地のアーティストのアイテムを使用するなどしています。アフタヌーンティーもあり、サンドイッチやチョコレートムースなども味わえます。また、ワインやカクテルなどのアルコールもありデートにも人気があります。
営業時間:9:00AM〜3:00PM(火曜日〜金曜日)
9:00AM〜3:30PM(土曜日〜日曜日)
定休日:月曜日
※クリスマスやお正月はお休み
※夏場はもう少し遅くまで営業するそうです。詳しくはお店に確認していただくようお願いいたします。
電話番号:+64 9 630 2888
公式サイト:https://www.cornwallparkeateries.com/bistro
Cornwall Park Cafe
朝のジョギング後に美味しい朝食を求めて立ち寄る人や、小さなお子さんを連れてカフェタイムを楽しむ人など店内はいつも賑わっています。
グラノーラやベーグルなどの軽食や、ビーガン対応のメニューも豊富に揃っています。
11時からは「Garden Bowls」というメニューもおすすめです。日本で言う「丼」メニューです。
スーパーフードのキノアやニュージーランド食材で定番なKumara(サツマイモ)を、トルティーヤチップスなどと味わうなら"メキシカンスタイル"。
スモークされたサーモンをコリアンダーやワサビマヨネーズ味で食べるなら、"アジアンスタイル"もおすすめです。
お持ち帰りはできますが、予約はできないようです。
営業時間:7:30AM〜4:30PM(月曜日〜金曜日)
※キッチンは3:00PMで終了
7:30AM〜5:00PM(土曜日〜日曜日)
※揚げ物やカウンターに出ているメニューは3:30PMまでオーダー可能
公式サイト:https://www.cornwallparkeateries.com/cafe
まとめ
今回は、オークランドにあるコーンウォールパークを紹介しました。広い敷地内には公園とは思えないような、ファームやバーベキューの設備などがあることもお伝えいたしました。
ニュージーランドのアイコン的な存在の羊も見れるなんて、嬉しいですよね。