オークランドには4000以上もの公園があるということをご存知ですか?帆の街と知られる地域なだけあり、海辺のレストランやクルージングなどに人気が集まりやすいのは事実です。
しかし、せっかくオークランドに滞在するなら現地の公園の雰囲気も体験してみたいですよね。
散歩好きな私が、オークランドに位置する散歩におすすめの公園をシリーズとして紹介していきたいと思います。
第一回目として、今回はオークランドで最も古くて広い「オークランド・ドメイン」を紹介します。
特に、無料で入れるウインターガーデンは花やシダなどニュージーランドらしい植物に癒される穴場スポットです。
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【目次】
オークランド・ドメインとは
火山活動によって形成された地形をそのまま利用して作られた公園は、オークランド市内で最も古い歴史があると言われています。
野外イベントの会場やスポーツのグランドとして、市民に親しまれているスペースです。週末には、クリケットやラグビーなどのスポーツを楽しむ人をよく見ます。オークランドの最大のイベント「クリスマス・イン・ザ・パーク」も、公園の広場で開催されています。
また、公園には「オークランド博物館」や「オークランド戦争記念博物館」があります。ニュージーランドの貴重な植物を見れる「ウィンターガーデン」も評判です。
車椅子の対応の駐車場や入り口など、バリアフリーの環境も整っています。子ども向けのハイキングにもおすすめです。
公園に入ることは無料なので、たくさんの人が散歩に利用します。ピクニックやジョギング、イベントなどオールシーズン楽しめるスポットです。
天気の良い日には、ランチやお菓子を持って公園に出かけるのも最高に気持ちがいいです。
加えて、治安は比較的良いと言われるオークランドではありますが夜のお散歩はなるべく避けると良いです。日が出ている時間帯の植物や花は、特に美しいです。写真を撮るのにも、自然光があるため最適です。
住所:Park Road,Parnell, Auckland
電話番号:093010101
アクセス:Waitematā (Britomart)駅からバスで約10分(オークランド・ドメインで下車)
ウィンターガーデンとは
簡単に言うと「温室」です。つまり、雪が降ったりする冬場でも使える庭を意味します。
イギリスの植民地だっただけあり、ニュージーランド人にとってガーデニングは生活に根付いている文化の一つです。個人の庭はもちろん、街や企業も積極的に美しい庭作りをしています。
オークランド・ドメインにあるウィンターガーデンでは、現地の固有種や亜熱帯植物などが栽培されています。そのため、日本ではなかなか見れない種類の植物や色や香りに魅了されます。名前の通り、冬にもお花を楽しむことができるスポットというのも嬉しいです。
園内は2棟の温室と中庭があります。1つは暖かくしていないハウスで、もう1つは28度ほどに保たれています。中庭には池や手入れされている植物に囲まれる環境があります。
池には、綺麗な蓮の葉が浮かんでいました。
エキゾチックな南国の種類の植物なども見ることもできます。また、シルバーファーンと呼ばれるシダも見ておきたい植物です。
ニュージーランド固有種のシダは、ニュージーランド航空やラグビーの強豪チームであるオールブラックスのロゴとしても有名です。シダ植物の宝庫とも呼ばれるニュージーランドでは、1956年からは国章にも使われています。
緑や花に囲まれると明るい気分になります。マイナスイオンのせいか、身体がとてもリラックスできるので、休日のリフレッシュにもおすすめです。日頃から忙しい方など、脳を休ませるためのデジタルデトックスにも良いかもしれません。
公園自体はいつでも入れますが、ウィンターガーデンの開園時間は時期によって異なりますのでご注意ください。
開園時間: 月曜日〜日曜日:9am〜4:30PM(4月1日〜10月31日)
月曜日〜日曜日:9am〜5PM(11月1日〜3月31日)
まとめ
オークランド・ドメインにある、一年中楽しめるウィンターガーデンを紹介しました。無料で入場できるうえに、思いのほか見るところが多く満足できる環境には驚きます。
植物がお好きな方も、そうでない方もぜひオークランドで散歩がてらウィンターガーデンを覗いてみてはいかがでしょうか。日本では見られない、ニュージーランド固有種のシダなども発見できるかもしれません。
また、敷地内には観光スポットとして有名な「オークランド博物館」や「オークランド戦争記念博物館」があることもお伝えいたしました。
旅行中や留学中でついつい食べ過ぎてしまった時やリスレッシュしたい時など、オークランド・ドメインへぜひ散歩しに出掛けてみてください。