クリスマスが終わったら、あっという間にお正月を迎えます。長いようであっという間にホリデーの期間は過ぎますよね。ニュージーランドは南半球に位置するため季節はなんと、夏です。
一年の中で最も光り輝く行楽シーズン中、現地の人たちはどのように過ごして何を食べるのでしょうか?
今回は、ニュージーランドでのお正月の過ごし方と伝統的な食べ物も紹介します。日本とは違う年末年始の過ごし方と、ちょっとしたアドバイスもお伝えしますので参考にしてみてください。
【目次】
サングラス必須の真夏のお正月?
ニュージーランドのお正月ごろには水温が暖かくなるため、ビーチで泳ぎ始める人も増えてきます。自然豊かなニュージーランドでは山や湖、川などでキャンプを楽しむ人も多いです。
現地の紫外線はなんと日本より約7倍も強いため、紫外線対策が必須です。サングラスや日焼け止め、帽子などは持っておくと便利なアイテムです。
また、人気都市オークランド周辺ではサーフィンを楽しむ人で賑わっています。毎年恒例のワインなど「食の祭典」も、グルメなニュージーランド人には人気のイベントです。
日本のお正月といえば、初売りなどのセールについつい出かけたくなる人も多いですよね。年明け早々、狙っている福袋を目掛けて、慌ただしい新年を迎える人もいるのではないでしょうか。
ニュージーランドでは、12/26に「Boxing Day」という大セールが開催されます。現地の多くのショッピングモールや路面店でセールが開催されて賑わっています。
現地で購入できるおすすめのブランドは、下記のブログ記事もぜひご覧ください。
Boxing Dayが過ぎると、年明けには多くのお店が閉まってしまいます。そのため、買い物は年明け前に済ませておくと安心です。現地のゆったりと、そして厳かな新年の雰囲気はとても不思議な感覚です。
ニュージーランドのお正月の過ごし方
クリスマスには、各家庭で朝からプレゼント交換などをしてにぎやかに過ごしています。ランチを食べてから、午後もゆったりとした時間を過ごす人が多いです。
夕方からはクリスマスディナーで家族揃って一緒に食卓を囲んだり、親戚一同が集まり華やか時間を過ごします。または、友達同士で集まってバーベキューやパーティーをする人もいます。
特にクリスマスにはハムやターキーなどのお肉料理や野菜料理、フルーツサラダなどは定番の行事食です。食後のデザートにはアイスクリームやトライフル、蒸しプリンなどがあります。ニュージーランドの伝統のデザートである、パブロバも欠かせません。
ニュージーラン産のラムも大人気! |
ニュージーランドではクリスマスが終わると、長いホリデー期間に入ります。お正月などを含めて2週間ほどは、学校や仕事がお休みになります。
そのため、地方へ出かけてキャンプやビーチなどに出かける人も多いです。ニュージーランドから地理的に近いオーストラリアやタイなど海外旅行を楽しむ人もいます。
日本のお正月といえば、紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べる人もいますよね。年が明けたら初詣に出かけたり、親戚などが集まりお年玉をもらったりした人も多いのではないでしょうか。
ニュージーランドでは、日本のように12月31日と1月1日の大きな境目のような行事はありません。そのため、ゆったりと時間が流れているような気がします。
クリスマスツリーが1月上旬まで続く?
ニュージーランドでは、クリスマスに飾ったクリスマスツリーなどのデコレーションは1月に入っても片付けない家庭が多いです。
日本ではクリスマスの翌日には何もなかったようにツリーなどの飾りを全て綺麗に片付けて、すぐにお正月の飾り付けに切り替えますよね。
しかもその間には毎年恒例の大掃除があるため、気づいたら「あっという間に年が明けていた」なんてこともありますよね。
宗教や文化が違えば、飾り付けなど行うタイミングも違うものなのかなと感じました。
また、「海外のクリスマス=デコレーションがすごい」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
ちなみに私の20代のニュージーランド人の友人は、特に特別な飾り付けなどをクリスマスにしないそうです。
理由を聞くと、「片付けがめんどくさい」「お金がかかる」からだそうです。
まとめ
今回は、ニュージーランドのお正月の過ごし方やホリデーの時期だからこそ食べる特別な行事食もご紹介しました。
大切な家族や友人と一緒に過ごす時間が取れるニュージーランドのホリデー期間は、とても魅力的であることがわかりました。
また、現地にはBoxing Dayというセールがあることもお伝えしました。日本にはBoxing Dayという祝日はないため、クリスマスやお正月の時期にニュージーランドへ訪れる方は、ぜひ体験してみてください。
日本のお正月はおせちなどの行事食がありますが、日常的に食べる方はなかなかいませんよね。ニュージーランドの日常的に食べる有名な食べ物は、下記のブログ記事もご覧ください。まだまだ美味しい食べ物がある国です。
2024年も、みなさまにとって素晴らしい1年になりますように。