ニュージーランドの一般家庭の冷蔵庫には、必ずと言っていいほど新鮮な果物や野菜ジュースがあります。
現地のスーパーに行くと、特にオレンジジュースの種類は豊富で驚きます。また、ニュージーランドで有名な果物を使用したジュースも多くあります。
日本ではCCレモンや午後ティー、ソルティーライチなどのジュースが人気ですよね。日本ではあまり見る機会はないものの、ニュージーランにも有名なジュースの国産ブランドがたくさんあります。
海外のジュースって、「甘い炭酸ばかりじゃないの?」とイメージされる方も多いかと思います。しかしニュージーランドには健康志向の人が多く、オーガニックにこだわる会社やスムージーの商品も種類豊富にあります。
今回は、ニュージーランドに行ったら一度は飲みたいおすすめジュースを紹介します。全てアルコールではないため、留学中の学生も安心して飲むことができるブランドを厳選しました。
【目次】
1. L&P
ニュージーランド人もイチオシの炭酸飲料といえば、L&P (Lemon&Paeroa) です。オークランドに住んでいた際には、学生がよく飲んでいる姿を見ました。
1907年にPaeroaという街で生まれたL&Pは、レモンジュースと天然水を混ぜて作り始めました。
Paeroaの街には、L&Pの巨大オブジェクトがあり、写真を撮る人も多い人気スポットでもあります。
もちろん限定の味も数多く販売していて、2020年にはニュージーランドで有名なお菓子"Pineapple Lumps"とコラボして話題になりました。
小さいサイズもあるため、炭酸が飲める方はぜひ味見してみてください。ニュージーランドの雰囲気を一気に感じることができる、爽やかなジュースです。現在はコカコーラ社に買収されています。
Instagram: https://www.instagram.com/lemonandpaeroa/
2. PHOENIX
1986年に発酵飲料・ジンジャービールから始まり、現在はオーガニック飲料に特化した会社です。
まず何と言っても、ニュージーランドらしい美しいパッケージにとても癒されます。手にPHOENIXのジュース瓶を持っているだけで、おしゃれになった気分になってしまいます。
炭酸のインフューズドウォーターやコーヒーに入れるチャイシロップなど、さまざまな商品を生み出しています。
ニュージーランドにあるKingslandエリアで会社主催のイベントを行ったり、Rangitoto島でクリーンアップに取り組んだりと社会貢献にも積極的です。
"Sustainable Coaslines"という会社とスポンサーシップを結んでおり、特にビーチなど自然を守る取り組みに力を入れているのも特徴です。
マオリやサモア、トンガなどアイランダーの人々も多く暮らすため、マンゴーなどの南国系のフルーツ味も人気があります。
元気の出る明るいパッケージで、気分転換したい時などにも飲みたいおすすめジュースです。
Instagram: https://www.instagram.com/phoenixorganics/
3. LO BROS
オーガニックで甘さ控えめのコンブチャを提供するLO BROS。コンブチャとはモンゴル発祥の発酵飲料で、日本人に馴染みのある昆布茶ではありません(笑)。
コンブチャのベースとなる烏龍茶や緑茶の茶葉を厳選し、発酵を活かすために砂糖を最低限しか使用していないのも特徴です。
ジンジャー&ターメリック味やオレンジ&マンゴー味など、海外っぽい組み合わせのジュースがたくさんあります。
ニュージーランドにあるオーガニック専門店でも、多くのコンブチャが販売されています。スーパーでも気軽に購入できるようになったのは、根強い健康志向ブームも影響しているのかなと思います。
LO BROS公式サイトでは大々的にプラスチックごみが海や環境にもたらしている事実を伝えているほか、自社商品には缶や瓶のみを使用しています。
現地の消費者は環境問題への取り組みをしている会社なのかも、商品を購入する際に意識しているなと感じます。
LO BROSの缶のデザインには、"This can removes 2 x plastic bottles from our ocean"というメッセージが書いてあります。
タバコのようにメッセージを商品パッケージに載せるアイディアは、斬新だなと思いました。(ブログ記事の一番最初の画像、真ん中に3つほど映っている缶です)
缶のジュースを選ぶことで、2本分ものプラスチックボトルを減らすことに繋がるというメッセージです。喉を潤しながらも、環境問題に取り組むことができるジュースです。
Instagram: https://www.instagram.com/lobroslivingdrinks/
4. Homegrown
1969年にHawkes Bayで"Brownlie"ファミリーによって始められた会社です。コールドプレスされた野菜やフルーツのジュースのほか、スムージーもあります。
ニュージーランドでスムージーは未だ人根強い人気があり、スーパーでも気軽に購入できるジュースです。
カフェにもスムージーは大体ある人気メニューで、ニュージーランドに来たら飲みたいおすすめジュースです。
個人的にHomegrownのおすすめジュースは、スピルリナの味のスムージーです。週末には人気のスピルリナ味だけ品切れ、ということもあるようです。
サプリメントとしても人気のあるスピルリナは、藻の一種で緑色をしています。ミネラルが豊富で、貧血予防の効果も期待できるスーパーフードです。
留学中や海外旅行の際には、ついつい野菜不足になりがちですよね。スーパーで必ずある有名ブランドですから、ぜひお好きな味のジュースを試してみてください。
5. Charlie's
1999年からオレンジジュースを作っているCharlie'sは、濃縮果汁や保存料などは加えずにフレッシュな原料のみを使用しているのが特徴です。
子供向けの砂糖不使用のトロピカルジュースやコーラ、炭酸飲料も販売しています。
実はCharlie'sの創業者の一人、"Marc Ellis"氏は実業家でもありタレント業もこなすマルチな方です。
ニュージーランドの強豪ラグビー・オールブラックスやキウイズでラグビー選手としても活躍されていたことには、驚きます。
ニュージーランドに来たなら、一度は飲みたいオレンジジュースです。ピュアなオレンジジュースだけでなく、マンゴーやパイナップルが入った味もおすすめです。
Instagram: https://www.instagram.com/charliesdrinks/
6. The Apple Press
ニュージーランドのHawke's Bayに位置する会社は、りんごジュースを製造しています。最近はゴールドキウイフルーツ&りんご味や、スムージーなど種類豊富に商品展開をしています。
使用するりんごは完熟時に手作業で収穫し、新鮮なままコールドプレスをしてボトルに流し入れます。
複数のりんごの品種を合わせるため、普通のりんごジュースとは一味違います。味は美味しいのにサイズや色で規格外になってしまったりんごも、無駄なく使用して環境にも配慮しています。
「ワインのような、味わい深いのりんごジュース」という口コミもあります。
今なら楽天から購入できるそうです。気になる方は、ぜひお試しください!
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