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ニュージーランドで寿司が人気!日本人も驚き?寿司文化が浸透した理由

南半球に位置するニュージーランドは日本と同様、四季がある自然豊かでシーフードが有名な国です。 ニュージーランドでは、寿司をはじめとするヘルシーな日本の料理に注目が集まっています。今回の記事では、ニュージーランドで寿司文化がどのように浸透してきたのか、人気の理由をさまざまな角度から見ていきます。

 【目次】

ニュージーランドで浸透している日本食

世界的な健康ブームにより、ヘルシーな寿司をはじめとする日本の料理が注目されました。ニュージーランドには鉄板焼きや居酒屋などの日本食レストラン、寿司のTake away(お持ち帰り )、焼き鳥などさまざまなお店があります。 2020年6月の時点で日本食ニュージーランドで人気料理のトップ5に上り、都市オークランドでは人気No.1です。日本の料理は現地で既に浸透していると言えます。

とろけるようなサーモンが食べたい!

ニュージーランドの寿司とは

nz.sushi現地の人にとって「寿司」とは、いわゆるTake awayの巻き寿司のことを指します。日本で一般的にいう寿司とは、旬の魚の握り寿司を醤油やわさびをつけて食べることを想像する人が多いでしょう。

ニュージーランドでは巻き寿司がとにかく人気です。お箸使いをマスターされている現地の人の姿にも驚きます。その他にもニュージーランドと日本の寿司の違いがあります、早速見てみましょう。 

現地で定番の寿司メニューとは

ニュージーランドで代表的な寿司メニューといえば、サーモンです。ニュージーランドは移民の人が多く住む国でもありますが、寿司のメニューでサーモンは国籍問わず大人気です。

その他に人気のメニューはツナ、チキン、アボカドなどです。味付けはマヨネーズを使用した照り焼きチキンや油で揚げたチキンなども定番です。 

日本でよく目にするサーモンはノルウェー産のアトランティックサーモン、またはトラウトサーモンです。トラウトサーモンとはニジマスを品種改良して海面で養殖させた種類です。

ニュージーランドではキングサーモンという種類がよく使われます。キングサーモンとは別名サーモンの王様とも呼ばれており、脂がのっている大型の種類です。驚くほどふっくらとした濃厚のキングサーモンは、まるで中トロのような味わいです。

価格は日本のサーモンより安いため、ニュージーランドで食べる寿司のサーモンは美味しいです。

  • サーモンの寿司が人気
  • マヨネーズや照り焼きの味付けが定番
  • 揚げたチキンの寿司もある
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Take awayやセルフバイキング式が人気

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St.Pierres Sushiの店舗

日本の寿司屋といえばカウンターで注文して板前さんが握ってくれるスタイル、または回転寿司のようにレーンに乗って寿司が運ばれてくるスタイルが主流です。

ニュージーランドでは自分で好きな寿司を好きなだけ選ぶセルフバイキング式が主流で、とりわけお店で食べるよりもTake awayを選ぶ人が多いです。ニュージーランド全土で約60店舗あるSt.Pierres Sushiは、寿司を提供する店の中でも特に有名です。

公式インスタグラム: https://www.instagram.com/stpierres_sushi/

販売されている寿司の価格が試しやすい点も人気の一つです。気軽に購入できる寿司は公園のベンチで、ピクニック気分でビーチで食べたりなど寿司文化が浸透しています。ニュージーランドに本格的な江戸前寿司の専門店はまだありませんが、日本と同等またはそれ以上に寿司文化が浸透しているようです。

ニュージーランド日本食が浸透した理由

nz.jp.culture日本食はヘルシーで手軽に購入できる身近な存在になり、ニュージーランドではこの10年ほどで人気がグンっと高まりました。2013年12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのも大きいです。実際に現地で日本食がどのように浸透してきたのか紹介します。

出張やデリバリーサービスの充実

華やかなパーティーやイベント事が多いオークランドでは、シェフが会場で刺身を切ったり寿司を握る出張サービスなどがあります。UberEats、Delivereasy、Mobi2Goなどのデリバリーサービスもあり、気軽に日本の料理を楽しめる機会が増えたようです。 海外ではまだ知名度が高くない日本の伝統料理おせちを作ってもらえたりと、日本の食文化がイベント食としても普及していることがうかがえます。

ニュージーランド初の日本酒の酒蔵

美しいリゾート地で有名なクイーンズタウンでは、2015年にニュージーランドで初めての日本酒の酒蔵「全黒」が誕生。オーナーはニュージーランド人で、日本に長期滞在したこともあり日本語が堪能です。醸造開始から2年ほどで国際的な日本酒コンテスト、ロンドン酒チャレンジの純米部門で「全黒 雫絞り純米酒」が金賞を受賞。現在、全黒の取り扱いオンラインショップは佐野屋のみ。

公式サイト: https://www.jizake.com/c/sake/zenkuro

ニュージーランドの食材との融合

ハンギ料理という先住民族マオリの伝統料理がニュージーランドにあります。伝統食の作り方はまず地面に穴を掘りその底に石を敷き詰めてたき火で加熱をします。現地でKumaraと呼ばれる芋や野菜、肉などの素材を熱い石の上に乗せて土をかぶせて2〜3時間蒸し焼きにします。

オークランドにある日本食レストランでは、マオリ族によって伝統を受け継いできた食材と日本の食材のコラボレーションを普及しようと活動しています。 

人気絶大のラーメン

寿司とともに人気なのがラーメンです。2019年にはついに一風堂味千ラーメンニュージーランドに上陸し、ラーメンの人気が止まりません。とんこつ、しょうなどの日本の味を忠実に再現しているお店もあれば、ニュージーランド独自の食材を使用するユニークなお店もあります。

オークランドでは個人経営のラーメン店が多いです。いくつもあるラーメン屋の中でも、2005年に開店したTANPOPO Ramenは長く愛されているお店の一つです。

公式サイト: https://www.tanpoporamen.co.nz/

現地のスーパーにも並ぶ日本食

ニュージーランドスーパーでも日本食品が販売されています。店舗にもよりますが、主要スーパーのCount downやNew worldでは醤油やマヨネーズをはじめとした調味料から豆腐、緑茶、お煎餅など幅広く取り揃えてあります。

1987年に開業して今ではニュージーランドに6店舗を構えるJapan Martの存在も大きいです。日本食材はもちろん、ヘアケアやスキンケアなど日本でよく見る商品も取り扱いがあります。「日本人は肌が綺麗でオシャレ!」と、現地の女性も化粧品を求めて購入しに来ます。価格は日本で購入するよりも3倍ほど高いですから驚きです。

公式インスタグラム: https://www.instagram.com/japanmart_nz/

今や日本の生活では欠かせない100円均一ショップ。有名なDAISOがオークランドやウエリントンに進出しています。日本と価格設定が異なり、ニュージーランドでは一つNZD$3.5で販売されており三つ購入するとNZD$10です。

まとめ

nz.sushi.sumニュージーランドではサーモンやアボカドなどの巻き寿司に、照り焼きやマヨネーズの味付けスタイルが圧倒的に人気です。日本とは異なる寿司文化がニュージーランドにはあります

現地で日本の食文化は浸透していて、寿司やラーメンは手早く食べれるランチとして、または小腹が空いた時のスナックとしてなど日本にいるような感覚で身近な存在です。

デリバリーサービスが充実したことにより寿司をはじめとした日本の食事が気軽に楽しめるようになり、ニュージーランド人が日本酒の酒蔵を立ち上げたりと、日本の文化が深まっているようです。

今後も日本の食材を扱うシェフやレストランの増加が予想されており、世界で多くの人が関心のあるヘルシーな食事のトレンドによる後押しも期待できます。ニュージーランドで既に浸透している寿司文化を中心に、日本食の注目はますます上がっていくと考えられます。