外国人と付き合う際に気をつけておきたいポイントを詳しく知っておきたい方へ。
グローバル化が進んだこともあり、昔に比べると日本以外にルーツを持つ恋人と交際する機会も少なくありません。
元々の性格や国によって異なりますが、一般的に日本人が持つ価値観や文化的背景から異なる場合も多いです。
5カ国以上の恋人と付き合ったことがある私の体験談も、ぜひ参考にしてみてください。
※今回の記事を読んでいただいている方の大半は日本人かと思います。そのため、「日本人と付き合う外国人」という設定で書いております。ご了承ください。
【目次】
外国人と付き合うのは大変と言われる主な理由
日本人同士で交際するよりも外国人との国際恋愛では、言葉の壁や異なる価値観に苦労することが多いです。
ラブラブだったりハッピーな時ではない場合には、お互いの共通の言語で話し合う必要があります。
母国語ではない英語を使用して些細なことや相手に改善したいことを言う際には、どう言葉を選んで良いか難しいですよね。
使う言葉のニュアンスによっては、相手が不快に感じたり二人に距離ができてしまう場合もあります。
付き合っている外国人と円滑なコミュニケーションが取れなければ、相手の家族や親族なども上手く話せない経験をする方もいます。
共通の言語でコミュニケーションが取れないと、相手の家族から結婚などに反対されてしまうケースも少なくありません。
外国人と付き合うと日本人に戻れなくなる?
特に外国人と交際している日本人女性の特徴として、「外国人ばかりと付き合っている」などと周りから言われる場合も多くあります。
理由は人それぞれあるはずですが、外国人は交際相手の自信をつけていくことが非常に上手です。
日本人の多くは周囲を気にしたり恥ずかしがり屋の人も多いですが、外国人は愛情表現をストレートに伝えます。
「よく感謝されるな」「よく褒めてくれるな」と些細な事でもポジティブな言葉を使う外国人は、恋愛に限らずビジネスにおいても非常に多いです。
幼少期からレディーファーストが当たり前のように身についている外国人の男性も多く、日本人女性は紳士的な対応にうっとりとしてしまう方も多いです。
そのため、外国人と一度付き合うと「国際恋愛以外は無理」と感じる日本人も多いようです。
外国人と付き合う前に際に知っておきたいポイント
異なる環境や価値観で育った外国人が持つ、スマートな考え方やおしゃれな習慣についついうっとりしてしまいますよね。
私自身も外国人と付き合っていた際に、コーヒー1杯を飲んでいる相手の姿ですら「魅力的だな」と思ってしまったこともあります。
しかし文化や言語が異なる外国人と付き合う際には、どのようなことに気を付けると良いのでしょうか?
外国人と交際をする際に心がけたいポイントを、5つのグループに分けてお伝えします。
【ストレートな感情表現】
100人100通りではありますが、基本的に外国人は表現力が豊かです。そのため自分の意見や考えをしっかりと持っています。
「日本人はあまり感情表現をストレートにしないから」「恥ずかしいから」と引っ込まずに、ぜひ相手に愛や感謝の言葉を積極的に伝えてみてください。
しかし、喧嘩や些細な揉め事の際にもガンガン言ってくる場合が多い点には注意が必要です。
外国人と初めて交際する方は「控えめ」「察する」という言葉は海外には存在しないか、と思ってしまうような恋人のストレートな言葉に戸惑うかもしれません。
しかし、お互いが正直に思いを伝え合い話し合いをすることも恋愛では必要です。
【告白は期待しない】
驚くことに、海外では告白をしないで交際を始める人が多いです。特に欧米では「告白をしてから付き合う」という概念はありません。
友達以上恋愛未満の関係を経てから家族に紹介したりします。外国人と付き合った際に自分の親しい友達や両親に紹介すると、相手は喜ぶ場合も多いです。
私は5カ国以上の方と付き合ったことがありますが、アジア圏出身の1人にしか告白はされたことがないです。
その方は日本のドラマなどで日本の恋愛文化を知っていたため、「付き合う前には告白をする」と考えてたようです。
日本語で「付き合ってください」と言ってくれました。
相手に自分の国の言語を学ぶように強制は一切しませんが、少しでも知りたいと思う気持ちや努力している姿は素直に嬉しいです。
【言葉の壁を乗り越える】
外国人と付き合う際に必ず1回は経験するであろう、「言語の違い」。
日本人が使うような繊細だったり細かい言葉のニュアンスは、外国人にとって全く通用しない場合があります。
日常会話レベルではトラブルはなくても、いざ深い話しをする際にうまく伝えることが難しいと感じる方も多いです。
恋人に言いたいことが思うように全て伝えられないと、自分自身も歯がゆいですしスッキリしないですよね。
相手の出身国の言語に、積極的に触れ合いましょう。
映画やドラマ、漫才などでも良いと思います。少しでも相手の文化に触れ、言葉の言い回しなどを習得することは勉強にもなります。
コメディアンでもあり、映画の主演も務めたことがある「ジェームズ・コーデン」。
彼が出演している「Carppol Karaoke」などをYoutubeて見ていると、外国人のユーモアや表現力など参考になりおすすめです。
【食文化の理解】
日本でも地域によって主食や特産物が異なるように、国が違えば食文化もさまざまです。また、宗教上の理由からお肉やお酒を口にしない外国人もいます。
そのため、お互いの食文化の違いを理解して歩み寄る姿勢が必要です。
私は以前交際していた恋人が、宗教の理由で豚肉を食べませんでした。そのため、私も自然と豚肉をあまり口にしなくなりました。
もともと私自身が肉食ではないため、特に困ったと感じたことはありませんでした。ただ、もし豚肉が大好物だったら大変なんだろうなと感じました。
食べ物の好き嫌いや価値観は、国際恋愛に限った事ではないとは思います。恋人が「野菜を食べない」「甘いもの中毒」など、自分の嗜好と合わないと感じる場合もあります。
自分または恋人の好みや価値観に無理に合わせようとするのではなく、お互いの育った環境や国の歴史的背景などを学ぶなど受け入れる姿勢も大切です。
【将来の住居】
外国人と長く付き合う際には、将来的にお互いがどこに住みたいかの確認は必要です。
例えば、日本で外国人と付き合い始めるなら相手の帰国がいつなのかを聞いておきましょう。
現地で出会った場合には、日本に来ることに対して前向きな姿勢であれば結婚後も日本で生活する可能性も高くなります。
人によって、家族とどれだけ密な関係があるかなどさまざまな要因が関係してくると思います。
母国で将来は暮らしたいことが前提なのかなど、何かしらのタイミングで上手く恋人から聞き出してみることはおすすめします。
国際恋愛は楽しんだもん勝ち
言語や価値観などの違いから、さまざまな困難が待ち受けている国際恋愛。思い通りにいかずに、悔しかったり辛い思いをする時もあると思います。
最初から完璧を求めずにお互いが協力し合い、好きな気持ちを忘れずに過ごしましょう。
日本人同士では経験できない文化や価値観の違いなども、国際恋愛の魅力の一つです。さまざまなことが新鮮に感じることも多く、ドキドキしながらもお互いが成長している過程が見えることはかけがいのないものです。
お互いにとって明るい未来に繋がるように、問題に向き合っていきましょう。