語学留学やワーホリなどでニュージーランドへ滞在する人も多いですが、実は現地の図書館が穴場スポットなのはご存知でしょうか?
空調やWi-Fiなどの設備もあり快適に過ごせることができ、勉強時間を確保したい留学生にもおすすめの場所です。
誰でも無料で利用できる図書館は、節約したい長期留学生にも強い味方になります。海外でWi-Fiも無料で利用できる環境は、留学生にはすごいありがたいことですよね。
一般的に図書館の周りにはバス停や電車などの交通機関もしっかりしており、アクセスも抜群です。
今回は、語学学校の激戦地でもあるオークランドのおすすめ図書館2選を紹介します。
【目次】
- オークランドの図書館を利用する前のポイント
- Central City Library & Council Services
- Onehunga Library & Community Center
- まとめ
オークランドの図書館を利用する前のポイント
もともと日本で図書館をよく利用したことがある人は、何となく図書館の雰囲気もイメージできるかもしれません。
基本的に図書館には本や雑誌を読みに来る人、勉強に取り組む人または図書館にあるパソコンで調べものをしている人などがいます。
海外はに日本に比べるとオープンなイメージで、華やかな印象を持つ人もいるかと思います。しかし今まで私が利用してきたオークランドにある図書館で、「うるさい」「騒がしいから集中できない」と感じた事は一度もありません。
他の人も気持ちよく過ごせるように、海外の図書館でも静かに利用することが大切です。
今回紹介する図書館の周辺には、オークランドで話題の美味しいお店があります。勉強のご褒美、またはエネルギーチャージとして立ち寄ってみるのもおすすめです。下記ブログ記事でぜひご覧ください。
ライブラリーカードを作ってみよう!
図書館の中には誰でも入れますが、本を借りるには図書館カードが必要です。数ヶ月以上オークランドに滞在する人は図書館カードを作っておくと便利です。
簡単に作れるため、現地の英語に慣れるためにも実際に図書館で作るのもおすすめです。
ウェブサイトで申し込む場合:
- ウェブサイトで登録申請
- 自分が選択した図書館へ行き登録を完了させる
- カード発行の完了
図書館に行って作る場合:
- 身分証明書と住所証明ができるものを持って行く
- 図書館カードを作りたい旨をスタッフへ話して手続きを行う
身分証明書としてはパスポートやEftposカードでも大丈夫です。住所証明は銀行からの手紙や、光熱費などの請求書を住所証明として持っていくのも良いと思います。
図書館カードのデザインはいくつかあるため、好きなデザインを選ぶことができます。
貴重品の管理の徹底
安全なイメージがある公共施設とはいえ、さまざまな人が出入りをして利用している場所です。
図書館の中で電子辞書やスマホ、パソコンなど電子機器を利用する人も少なくありません。しかし館内で使用しない貴重品などは、他の人の眼に触れる場所に置かないようにするのも対策の一つです。
自分の足元や近くに置いてあるカバンやリュックなどのチャックは、常にしっかりと閉めておくことも忘れないようにしましょう。
また、出会いを求めに図書館を利用する人も稀にいます。イケメンでも、です。日本人は嫌な時でもとりあえず笑いながら、本音では「迷惑」と思っている場合も少なくありません。
日本独特の"愛想笑い"を知らない国の人もいるため、気をつけましょう。
Central City Library & Council Services
エントランスを通るとまず目の前にエレベーターやエスカレーターがあります。また、図書館カードを作る受付も1Fにあります。
図書館はやや薄暗くてこもったような空間の印象がありましたが、シティーの図書館はとても開放感があります。現地のショッピングモールのように、建物の中心部に空間があり広々とした雰囲気です。和める色合いでありながらもおしゃれなデザインだなと思いました。
シティーの図書館の大きな特徴の一つは「Maker Space」があることです。3Dプリンターなどを誰でも利用することができます。
例えば、
- 3D printers
- 3D design software
- Sewing equipment
- Creative computers
- 2D art and design software
- Music production software
- Coding and Gaming development tools
- Video editing and animation tools
などがあります。音楽を作れたりゲームのアプリ開発などにもチャレンジできる環境があるとは、とてもクリエイティブな施設です。
現在はオークランドの7箇所の図書館に"Maker Space"はありますが、ツールの多さはシティーの図書館がダントツに多いです。
3Dプリンターとミシンは2日前までに予約必須です。ミシンは無料ですが、3DプリンターはNZ$4-$6かかります。
下記お問い合わせホームから予約ができます。
マオリ文化について詳しく調べることができる部屋もあります。マオリの伝統的なアートや色使いなどからは、彼らの持つ力強さや美しさを感じます。自分のアイデンティティーや文化を誇りに持つことの大切さを、マオリ文化を通して考えさせられたように思います。
Maker Spaceと同様、小さい子供と一緒でも心地よい時間を過ごすことができる図書館の雰囲気には圧倒されました。
ニュージーランドは教育にとても力を入れている国ということもあり、館内の細かな内装のデザインも素晴らしいアートを展開しているように思います。
もちろん、勉強スペースも快適です。充電できる環境も整っているのは便利ですよね。図書館の目の前はやや道路の幅が広いからか、窓辺の席は心なしか自分の周りが広く感じるお気に入りスポットです。
学生が多くいるエリアの図書館だからか、夜遅くまで開館している環境はとても便利で助かります。私も試験前などはよく8PMまで利用していました。帰る時には外はとても暗いです。
図書館を利用する=近所に住んでいると思われる可能性もあります。夜遅くまで図書館を利用する人は、帰宅時には極力明るい所を通るなどして夜道に気をつけましょう。
住所: 44-46 Lorne street, Auckland
開館時間: 月曜日〜金曜日 9AM〜8PM
土曜日〜日曜日 10AM〜5PM
Auckland Libraries: Central City Library
Onehunga Library & Community Center
オネハンガにある図書館は、なんといってもエントランス前にあるおしゃれなアートが目を引きます。初めて見た時は、美術館や展示会をする施設かと思ってしまいました。閉館時間にライトアップされるエントランスも、とても美しいですよ。
アットホームな雰囲気のエントランスには、壁や上の方までアートがデザインされていておしゃれな雰囲気です。ぜひ立ち止まって見てみて下さい。
なんと図書館にピアノがあるとは思いませんでした。シティーの図書館のように"Maker Space"はありませんが、地域に根付いたオネハンガの図書館は安心感を感じられる雰囲気があります。
近隣に語学学校などが密集していないこともあり、学生もあまり多くなくリラックスした環境でパソコンを使用したり本を読むことができます。
図書館のパソコンやプリンターなども、誰でも利用することができます。天井も高いため、圧迫感がなくのびのびと自分の時間に向き合えます。
シティーの図書館よりも隣の席との距離があるため、オネハンガでは図書館がとても広く感じます。シンプルですが、居心地は良いと感じました。ファッション誌や旅行などの雑誌も多くあり、ついつい長居してしまいます。
住所: 85 Church street, Onehunga
開館時間: 月曜日〜木曜日 9AM〜5:30PM
金曜日 9AM〜5:00PM
土曜日 10AM〜4PM
日曜日 12PM〜4PM
Auckland Libraries: Onehunga Library
まとめ
オークランドにあるシティーとオネハンガ図書館を紹介しました。2つの図書館では、意外にも雰囲気や利用できるツールが異なることがわかりました。
特に留学生なら、便利と感じるスポット間違いなしです!
オークランドに滞在される際は、ニュージーランドの雰囲気を感じられる穴場スポットとしてもぜひ立ち寄ってみてください。